2005年02月06日

5分でダメ映画と直感◆『ステップフォード・ワイフ』2

2月6日(日)TOHOシネマズ名古屋ベイシティにて

夕方の回で『ステップフォード・ワイフ』を観るため、TOHOシネマズ名古屋ベイシティへ。ここに来るのは、昨年11月に『ポーラー・エクスプレス』を観た時以来。あの時は、とにかく駐車場を探すのが大変で、余裕を持って出かけたつもりが、ギリギリになってしまったのだった。今回は待ち合わせから映画まで1時間近くあるので、たぶん大丈夫だろうとは踏んでいたが、昨年12月にジャスコ名古屋みなとベイシティの駐車場が有料化(映画館利用者は7時間無料)され、インチキ駐車が減ったからか、わりとスムーズに駐車場所を見付けることが出来た。

しかし見付けた場所は、縦列駐車帯。縦列駐車…そういえば、ペーパードライバーを脱してからは、一度もやったことがない。正確に言えば、17年前に自動車学校でやって以来、やったことがない。だって、いままでそれが必要な場面に遭遇したことがなかったんだもの。でもここを逃して、この前みたいに30分もクルクル回るのはかなわない。とりあえず挑戦してみることにした。何とか出来た。やれば出来るじゃん?友人との待ち合わせもばっちり。映画の前にお茶する時間もあった。


ジョアンナ(ニコール・キッドマン)は、NYのテレビ曲の敏腕プロデューサー。しかし、彼女が手がけた新番組に出演した素人の男性が、それによって妻に捨てられ、腹いせに銃を乱射するというトラブルを起した。責任を問われたジョアンナは、局をクビになる。彼女と同じテレビ局の副局長を務める夫のウォルター(マシュー・ブロデリック)も彼女と一緒に辞職し、一家でステップフォードという新しい土地で、新しい生活を始めることに決めた。しかし、ここに住んでいる女性たちは、みんな花柄のワンピースに身に包み、人形のような微笑を浮かべて、家事にしか興味を示さない。ジョアンナは、町の雰囲気に不気味なものを感じ取るのだが…。

以前、「最初の15分が面白くない作品は、最後まで面白くなることはない」と書いたが、この映画は、5分観ただけで『ダメ映画』と分かった。TVプロデューサーのジョアンナがステージで喝采を浴びる。その喝采を浴びる理由となった、彼女の作ったテレビ番組というのが、どこが面白いのかと思わずにはいられないくだらなさなのだ。それを観ただけで、何となく『ダメ映画』の予感がした。その後、その番組によって人生を狂わされた男がトラブルが起こし、ジョアンナは責任を取らされて、局をクビになる。何のヒネリもなく、全てが私の予想通りに展開して行く。映画が始まって、たった5分程度。ここで、早くも『ダメ映画』決定!である。

早々に『ダメ映画』と決定づけてしまった私は、そこから極度の眠気に襲われた。眠りには入らなかったが、ウトウトとしていて、気が付くと所どころでシーンが飛んでいる。完全に目が覚めたのは、後半に入ってからだった。それでも、話はバッチリつながった。所詮、その程度の映画だ。

そんなこの映画にも、物語が急展開する重要なシーンがある。ジョアンナがステップフォードの秘密に気付くシーンだ。しかし何を考えたか、配給会社はその重要なシーンを予告編で流していた。もう、バレバレじゃん…。あーなって、こーなって、でも、きっとそれだけじゃ終わらないだろうから、きっとこんな感じのオチがあって…と考えていたら、結局、最後まで思った通りの展開で、思った通りのエンディングだった。

予告編を観せていなければ、まだ救われたかもしれないけれど、金髪姿のニコール・キッドマンを見せないことには、いい宣伝にはならないのだろうし、難しいところなんだろうね。本当なら、「男性が女性に望むもの、女性が男性に望むもの」とか、深く考えるべき作品なのだろうけれど、それを考える気力すらないほどの脱力感だった。

この映画は1975年の作品のリメイクらしいが、この映画を観る限りでは「これってリメイクする価値がある作品なの?」と思わざるを得ない。オリジナルは、もっと面白いのだろうか。本当なら★ひとつと言いたいところだけれど、変身したニコール・キッドマンがキレイだったので、★★という評価にしておこうかな。

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