2005年04月21日

生と死について考えるための映画◆『海を飛ぶ夢』4

4月21日(木)TOHOシネマズ木曽川にて

今年度アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『海を飛ぶ夢』を観に来た。アカデミー賞では、主役のラモン・サンペドロを演じた30代前半のハビエル・バルデムを 50代に変身させた特殊メイクも評価されたが、 25歳のラモンを演じるハビエルを前面に出したアメリカの公式サイトとは対照的に、日本の配給会社では予告編でも公式サイトでも素顔のハビエルの姿を一切出しておらず、そのことに関してはほとんど触れていない。これって結構、衝撃の事実だと思うのだけれど、なぜなんだろう。

ラモン・サンペドロは、25歳の夏、海に飛び込んだ際に海底で頭を強打し、それ以来、首から下の自由が全く利かない身体になってしまった。実家のベッドの上で家族の手を借りながら26年を過ごしたラモンは、自らの決断で人生に終止符を打つことを決め、『尊厳死』を認めさせる裁判を起こすことにした。尊厳死を支援する団体の紹介でやってきた弁護士フリアは、ラモンを理解し、心を通わせていく。そんな中、テレビでラモンのことを知ったシングルマザーのロサが、「力になりたい」と、彼の元を訪ねて来た。

ネタバレなしでは語れない作品なので、以下、ネタバレで。


この作品では、ラモンの周りの色々な人々の彼への思いが渦巻く。兄は「自分より年下の弟が先に死ぬなんて許さない」と言い、兄嫁は「彼のことは息子のように愛しているが、彼が望むことなら引きとめない」と言った。自らも不治の病を抱えた弁護士フリアは、「一緒に死のう」とラモンに持ちかけるが、結局自分は死ぬことを踏みとどまり、ラモンを愛したロサは、当初の「生きて欲しい」という気持ちを一転させ、彼の死の手助けをした。

この作品は、色んな人の立場に立って、生と死について考える映画なのだと思った。もし自分が肢体不自由になり、誰かの手を借りなければ生きていけないのだとしたら、やはりラモンと同じように「死にたい」と思うだろう。でも、もし自分の家族が肢体不自由になり、ラモンのように死を望んだら、きっと死なせたくないと思うだろう。何が正しくて何が間違いなのかは分からない。映画を観ながらも、私は誰にも感情移入は出来なくて、ただ傍観者になりきっていた。 

日本では、男性20歳〜44歳まで、女性15歳〜34歳までの死亡原因の第1位が『自殺』なのだという。(参考資料 厚生労働省のサイト)病気よりも、事故よりも、自殺が多い世の中。自殺は罪には問われないが、自殺を手助けすること(自殺幇助)は罪に問われる。私には何が正しくて、何が間違いなのか分からない。

第三者は、ラモンに「あなたには生きる権利がある」と言った。しかし、ラモンはそれに対し「生きることは私には義務だ」と答えた。 25歳で事故に遭い、それからの26年間をひたすらベッドの上で過ごし、そこから先、また何十年そういう生活を強いられるか分からない状況の中で生きることがどれだけつらいことであるか。両手両足を鎖で繋がれ、冷たい檻の中に入れられたまま、死が来る日を待つしかない死刑囚とさほど変わりはない。いくら死を望んでも、自分で手を下すことすら出来ない。だからこそ、『死ぬ権利』すなわち『尊厳死』を認めさせる裁判を起したラモンを、私は間違っているとは思わない。彼は死刑囚とは違うのだ。

それでもラモンが26年間、動かない身体で生き続けたのは、きっと母親のためだったのだろうと思った。映画の中では、「母親が亡くなってから、兄嫁が面倒を見ている」と言っていたが、恐らく、母親に面倒を見てもらっている時には、ラモンも『尊厳死』については考えなかっただろう。母親に甘えることは心の苦痛にはならない。でも、その役割が兄嫁に代わった時、他人の手を借りなければ生きていけない事実に改めて絶望し、ラモンの心の苦痛になっていったに違いない。

裁判で『尊厳死』が認められなかったラモンは、ロサの手を借りて自ら命を絶った。残された家族の悲しみを考えると、彼の決断が正しいとは言い切れないが、間違っているとも思わない。もし彼があのままベッドの上で一生を終えたなら、彼は一時的に法廷を賑わした人物というだけで、いつかは人々の記憶から消えてしまっただろう。しかし、意思を貫き通したことで、彼は伝説の人となった。その人生を描いた映画が作られ、人々は彼を思い、生と死について深く考える。彼は自ら命を絶ったことで、"生きた証"を残したのだ。

死を望む人間に真っ向から反対し、『倫理』という言葉で片付けるのは簡単だが、それだけで済ますことが出来ないテーマがこの映画の中にあった。それを「正しい」とか「間違い」とかいうカテゴリーで分けることは難しい。ただ、深く感じたことは、人生は「その人自身のもの」であり、「死に方も生き方のうち」なのだということだった。

余談になるかもしれないが、この作品の字幕担当は松浦美奈さん。私が一番好きな字幕翻訳家の方で、今回もセリフの一言一言が心に響き、作品を引き立てていた。


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40. 海を飛ぶ夢  [ ようこそ劇場へ! ]   2005年06月27日 15:20
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42. 今の時点での姉御の本年度№1映画!「海を飛ぶ夢」  [ Today's My Serendipity ]   2005年06月27日 18:35
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43. 「海を飛ぶ夢」  [ NUMB ]   2005年06月27日 19:01
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44. 私の生命は私のものか  [ That's the Way Life Goes ]   2005年06月27日 20:28
[:映画:] 「海を飛ぶ夢」 映画が終わったその時、本当は声を上げて泣き喚きたかった。 どうしようもなくやるせない思いに絞めつけられたまま家路につき、苦しいままでいる。  なぜラモン・サンペドロは死にたかったのか。  その動機を映画は描いていないという評価
45. 海を飛ぶ夢  [ Masshi TERRITORY ]   2005年06月27日 21:13
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46. 映画/海を飛ぶ夢  [ Color of Words ]   2005年06月27日 23:06
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47. エレニの旅  [ 逃源郷 ]   2005年06月28日 01:14
 98年度カンヌパルムドールを受賞した「永遠と一日」のギリシャの巨匠テオ・アンゲロプロス監督の6年ぶりの最新作。 休日にサークルの友人たちと銀座の映画館で見たのだが、思いのほか混んでいてビックリした。かなりマイナーな映画なのに。やはり”通”には知られてい
48. 海を飛ぶ夢  [ 逃源郷 ]   2005年06月28日 01:16
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49. 海を飛ぶ夢 (映画)  [ 映画と本。 ]   2005年06月28日 02:38
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50. 海を飛ぶ夢  [ つれづれ ヒトリゴト。。。 ]   2005年07月01日 15:06
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51. 「海を飛ぶ夢」〜身障者にも自殺する自由  [ 万歳!映画パラダイス〜京都ほろ酔い日記 ]   2005年08月31日 23:43
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52. 海を飛ぶ夢  [ ぶっちゃけ…独り言? ]   2005年10月01日 04:45
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華流、韓流の嵐の中で、僕は西班牙流です(笑) なんせ、生涯5000本近く、映画館やねっころがったりしながら、観たと思うんですけど、そのベスト1が「ミツバチのささやき」(1973・ビクトル・エリセ監督)ですからね。 「なんだ、ハッスルカンフーを激賞しておきながら、結...
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5 海を飛ぶ夢監督:アレハンドロ・アメナーバル出演:ハビエル・バルデム , ベレン・ルエダ , ロラ・ドゥエニャス , マベル・リベラStory『オープン・ユア・アイズ』のアレハンドロ・アメナーバル監督によるドラマ。四肢麻痺の障害を持つ主人公....
62. 【自宅鑑賞2】海を飛ぶ夢(原題:MAR ADENTRO 英語:THE SEA INSIDE)  [ ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! ]   2006年02月27日 21:04
4 約束しよう。 自由になった魂で、 きっとあなたを抱きしめる。
63. 【自宅鑑賞2】海を飛ぶ夢(原題:MAR ADENTRO 英語:THE SEA INSIDE)  [ ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! ]   2006年02月27日 21:13
4 約束しよう。 自由になった魂で、 きっとあなたを抱きしめる。
64. 「海を飛ぶ夢」  [ ひらりん的映画ブログ ]   2006年03月10日 23:45
2004年アカデミー賞外国語映画賞受賞作。 尊厳死をテーマにしたスペイン映画。 英題は「THE SEA INSIDE」。
65. 海を飛ぶ夢  [ *アンチハリウッド的* 映画論 ]   2006年03月20日 12:26
【原題】Mar Adentro(英題:THE SEA INSIDE) 【制作年】2004 【制作国】スペイン・イタリア・フランス 【監督】アレハンドロ・アメナハール 【脚本】マテオ・ヒル/アレハンドロ・アメナハール 【主なキャスト】 ○ハビエル・バルデム(四肢不随の男:ラモン) ○
66. 海を飛ぶ夢  [ Aのムビりまっ!!!(映画って最高☆) ]   2006年03月30日 20:38
評価:★7点 監督:アレハンドロ・アメナーバル 主演:ハビエル・バルデム  ベレン・ルエダ 2004年 121min 25歳の夏に海にに飛び込んで首の骨を折り、寝たきりになった ラモン・サンペドロ。彼は弁護士のフリアに「尊厳死」”死を選べるよう” 弁....
67. 海を飛ぶ夢  [ 映画、言いたい放題! ]   2006年05月19日 23:21
最近、友人にオススメ映画を聞きまくっている。 OL一年生の彼女に聞いたら「この映画はどうでしょう?」。 感動モノの鳴り物映画としてレンタルビデオ屋でよく観かけたが そういう作品は外れることが多いので避けていた映画です。 でもせっかくなので。 DVDで鑑賞。 ...
68. 海を飛ぶ夢  [ グレート・タカの徒然なるままに… ]   2006年05月21日 14:01
尊厳死という重いテーマを真正面からとらえた作品。 アカデミー賞外国語映画賞受賞作。 主人公の男性は海の事故で四肢麻痺の障害を背負い、26年間寝たきりの生活を続けるが、自分らしく生きるために、尊厳死を訴え続ける。 う〜む。 難しいなぁ。 自分自身が寝....
69. 海を飛ぶ夢/アレハンドロ・アメナーバル  [ 文学な?ブログ ]   2006年06月30日 00:57
生きることは義務ではない、権利であるということがいつまでも心に残る作品です。 青年期に海での事故で首から下が付随となったラモン(ハビエル・バルデム)は、26年間ずっと寝たきりで生きてきました。家族は彼を愛し、暖かく手助けしてきましたが、彼はついに死を選ぶ...
70. 海を飛ぶ夢   MAR ADENTRO 後編  [ ちつ子の調教シネマCAFE ]   2006年07月19日 19:44
3 海を飛ぶ夢監督:アレハンドロ・アメナーバル出演:ハビエル・バルデム , ベレン・ルエダ , ロラ・ドゥエニャス , マベル・リベラStory『オープン・ユア・アイズ』のアレハンドロ・アメナーバル監督によるドラマ。四肢麻痺の障害を持つ主人公....

この記事へのコメント

1. Posted by 丞相    2005年04月23日 18:04
こんばんは。TBありがとうございました。
私の感想はどうにもこうにも感じが悪くなっているのですが、
それからいろいろ考えてみたところ、「すべてきれいに解決しよう」という姿勢が
肌に合わなかったのかなと思います。誰もかれもが生きるか死ぬか、
二つの選択肢しかなく、息苦しく感じたもので。
『エターナル・サンシャイン』のラストみたいに、「まあ、それでもいいじゃない」式の
矛盾を抱えたまま生きる、という姿勢が私は好きですね。
2. Posted by AKIRA    2005年04月24日 17:48
すんなりと考えを促してくれる素晴らしい映画でしたね。

字幕のフォントも雰囲気に合っていて好印象!
3. Posted by moco fleeks    2005年04月24日 23:10
>丞相さま
>AKIRAさま
実話ベースであるだけに、ラモンの生き方を肯定的に描くことが
この映画を作った意味だったのだと思います。
映画としての出来はとても良かったですし、評価されたことにも納得します。
ただ、私自身の満足度としては5点中3点というところでしょうか。
4. Posted by 冬のマーケット    2005年04月26日 01:14
今日観てきました。
mocoさんのおっしゃるとおり松浦さんの字幕の言葉の選び方に感心させられました。
特に「あなたはやかましいわ」というところ...他にもたくさん。
フリアの痴呆状態になってしまった姿は蛇足という気もしましたが、ラモンの右の口角を上げる微笑が、はじめはイヤだったのに、最後にはすべてを引き受けるさわやかささえ感じました...
私は★5つあげたいです。
5. Posted by moco fleeks    2005年04月26日 22:33
>冬のマーケットさま
英語なら何となく聞いて雰囲気を知ることは出来ますが、
原語が理解出来ない作品に関しては、完全に字幕に頼ってしまうので、
字幕を付ける方のセンスで作品自体の質も変わってきますからね。
この作品で松浦美奈さんの選んだ言葉は、本当に素敵でした。

フリアの痴呆については、「生きることを決めた側」の人間のその後として、
死を選んだラモンとの対比の対象として描かれていたのだと思いました。
この映画に★3つにした理由は、私は「死ぬ権利を求めること」については肯定的ですが、
「自ら死を選ぶこと」に関しては、やはり否定的な考え方を拭いきれないからです。
もしラモンが裁判で勝っていたら、彼はやはり死を選んでいたのだろうか、とも考えました。
6. Posted by まみりん    2005年06月02日 09:31
はじめまして。TBありがとうございます。
生と死に関して、受け止める人それぞれに違う思いがあるので、ラモンの選んだ道が正しかったとは一概にはいいきれないですけど、、、生きてる事への不安も多くあったでしょうし、私がラモンの立場でも、やはり死を選んだかもしれないですね。
人の数だけ答えがあるから、難しい問題ですよね。ほんと、多くのことを考える機会を与えてくれた映画です。
(最初はハビエル目当てで行ったフトドキ者です)
私もTBさせてもらっちゃいますね。
7. Posted by えい    2005年06月02日 10:02
トラックバックありがとうございました。

映画同様の真摯な文章で思わず引き込まれてしまいました。
また、機会があったら訪れたいと思います。
8. Posted by moco fleeks    2005年06月02日 17:04
>まみりんさま
はじめまして。
「人の数だけ答えがある」まさにその通りだと思います。
きっきけは何であったにしろ、この映画に出会えて良かったですね。
私も観た直後は★3つという評価をしましたが、1ヶ月以上経った今でも
あれこれ考えさせられることを思うと、もっと評価を上げるべきなのかもしれません。
9. Posted by moco fleeks    2005年06月02日 17:07
>えいさま
ありがとうございます。
私自身も、少し前に身近な人を亡くしているだけあり、
この映画に関しては、本当に色んなことを考えさせられました。
また、遊びにきてください。
10. Posted by ともっち    2005年06月02日 17:49
こんにちは。
誰が正しくて誰が間違っているのか、それはその人それぞれの立場や思想や立場によっても変わってくるし、誰も間違ってないし、誰も正しくないのかもしれない。
普段考えなかった「生きること」「死ぬこと」を考えさせてくれた映画でした。
> 私が一番好きな字幕翻訳家の方で、今回もセリフの一言一言が心に響き、作品を引き立てていた。
確かにすごく素敵に心に染みる台詞が多かったですね。
11. Posted by moco fleeks    2005年06月03日 01:53
>ともっちさま
きっと、「正しい」も「間違い」もないのだと思います。
ましてや、それを他人が決めることなんて出来ないのだと。
字幕の松浦美奈さんは、いつもホントにいい仕事をして下さいます。
最初に彼女が翻訳だと知ると、安心して映画を観ることが出来ます。
12. Posted by 麦酒    2005年06月11日 17:36
こんにちは。
母の死が、ラモンが尊厳死を考えるきっかけだった、
というところ、ああ、と目を開かされた思いでした。
とても深い考察をされていますね。

時間がたっても、いろいろなことを考えさせられる作品でしたが
今は、ラモンにとってロサはどういう存在だったのだろう、ということが気になります。
13. Posted by moco fleeks    2005年06月11日 22:11
>麦酒さま
ラモンはきっと、母親には甘えたかったのだと思います。
人間(特に男性)は、そういう傾向にあるのではないだろうかと…。
だから、その役割が兄嫁に変わった時に、いくら兄嫁が「息子のようだ」と思っても、
きっとラモンには母親とは違ったのだろうと思いました。

ラモンにとってロサは…自分の死を手伝ってくれた人、それだけのような気がします。
相手がフリアなら、また違う思いがあったのかもしれませんが。
14. Posted by cocoa    2005年06月27日 07:37
はじめまして。TBありがとうございました。
いろいろ考えさせられる作品でした。
死に方も生き方のうち・・という言葉とっても共感します。ラモンの立場に立つと、自分だったら・・って考えます。アメナバル監督、改めてすごいな、と思いました。
スペイン映画は深いなぁ。

こちらからもTBさせてくださいね。
15. Posted by 桂木ユミ    2005年06月27日 10:23
>cocoaさま
こんにちは。
答えなんて、結局ないんでしょうね。
かつてスーパーマンを演じていたクリストファー・リーブのように、
事故に遭う前から奥さんや子供が居れば、生きる希望も沸いてきたでしょうに…。
この映画を観てから、早2ヶ月。
まだ、心の中にはズシンと重いものが残っています。
16. Posted by りゅうたろう    2005年06月27日 11:26
「ミリオン〜」とともにTBありがとうございました。
自死を幇助した人の”その後”がまったく描かれていないのが
残念でしたが、作品として観ると製作に関わる人たちの
テーマに対する真剣さが伝わってきたのがよかったです。
17. Posted by 姉御    2005年06月27日 18:33
TBありがとうございました。
ロサの愛、フリアの愛、そしてKinakoさんがほめてらしたマヌエラの愛…と、3人のそれぞれの愛の違いがきちんと織り込まれていて、それもとても素晴らしかったです。
18. Posted by 隊長    2005年06月27日 18:46
はじめまして。
トラックバックというのは同じ内容の事で繋がるということなんでしょうかね。
この映画は最近観た中では、かなり考えさせられる内容の映画でした。
19. Posted by lin    2005年06月27日 19:11
こんばんは、TBからお邪魔しました、NUMBの管理人です。
>「正しい」とか「間違い」とかいうカテゴリーで分けることは難しい
仰る通りだと思います。
だからこそラモンという男の選択が投げかける「生きる権利があるならば死ぬことにも権利があるのか」という問題について誰しも深く考えさせられるのかもしれないですね。
ただ、自分はラモンの死を助けたロサという女性が少し気になりました。映画としては音楽・映像・脚本、どれをとっても優れていると思いますがw
此方からもTBを返させて頂きます、また宜しくどうぞ。
20. Posted by masshi    2005年06月27日 21:10
TBありがとうございました。

『自殺は罪には問われないが、自殺を手助けすること(自殺幇助)は罪に問われる。』

本当に考えさせられる。
なんとも、難しい。難しいというか、臨機応変という言葉が通ればいいのだが、そんなに簡単におさまるはずがない。
んーーー、何が言いたいのか・・・。
しかし、この映画によって、尊厳死に対して、いろいろな人の立場の気持ちに触れさせていただいた。また、自分自身の考え方の幅が広がった、と思う。
また寄らせていただきますね。
21. Posted by 桂木ユミ    2005年06月28日 04:05
>りゅうたろうさま
こんにちは。
結局、この作品において、ロサは「手助けした人」で終わっていましたね。
他の人の気持ちはとてもよく分かるのに、彼女の気持ちだけは最初から最後まで分かりませんでした。
そういう役割の人だったのでしょうか…。
22. Posted by 桂木ユミ    2005年06月28日 04:12
>姉御さま
こんにちは。
私もあえて言うなら、義姉マヌエラに一番共感しました。
「死にたい」という人に「死ぬな」ということは簡単。
でも、彼女の言葉のひとつひとつには、ラモンへの本物の愛が感じられました。
23. Posted by 桂木ユミ    2005年06月28日 04:16
>隊長さま
こんにちは。
トラックバックというのは、同じテーマについて他の方の感想を読み、
自分の感想を読んでもらい、より深くそのテーマについて考えること…と、私は解釈しています。
もし『ミリオンダラー・ベイビー』をご覧になっていなければ、
ぜひご覧下さい。
こちらもとても深く考えさせられる内容の映画になっています。
24. Posted by 桂木ユミ    2005年06月28日 04:19
>linさま
こんにちは。
私もロサの行為が、あまりにも唐突で安易のように感じられたので、そこだけがすっきりしませんでした。
他の方のレスにも書きましたが、映画の中で、そういう役割の人だったのでしょうか。
25. Posted by 桂木ユミ    2005年06月28日 04:23
>masshiさま
こんにちは。
もう、考えれば考えるほど分からなくなります。
結局、答えなんて無いんでょうね。
また遊びに来て下さい。
26. Posted by えろぞー    2005年06月28日 13:10
初めまして。
トラックバックありがとうございました。
blog始めて間もないもので、トラックバックって何だろう?
と思ってしまいました。初体験です。
観賞後は、頭の中がぐちゃぐちゃになるくらい考えました。
2度見ましたが、3度目行ってしまいそうです。
また是非寄らせて下さいね。
27. Posted by 桂木ユミ    2005年06月29日 10:37
>えろぞーさま
こんにちは。
記念すべき、初トラックバックだったわけですね!
こうやって、同じテーマについて他の方の意見を読んでみたり、
自分の意見を読んでもらったりするシステムです。

もしよろしければ、ぜひ『ミリオンダラー・ベイビー』もご覧下さい。
こちらも頭がぐちゃぐちゃになるくらい考えさせられる映画です。
またこちらにもぜひ遊びに来て下さいね。

28. Posted by ぶちょう    2005年07月02日 13:17
TBありがとうございます
ほんとにこの映画、テーマは重いのですが、すばらしい作品でした。死を正面からみつめることで生ということも真剣に描いている。。とくに主人公のまわりの家族達がすばらしい。
主人公は、ベットから動けないけれど、であった人の心を動かすなにかをもっていたからなんでしょうね

ラストの旅立ちの別れでの家族の表情が悲しすぎて、いたたまれない思いでした。
29. Posted by 桂木ユミ    2005年07月03日 04:25
>ぶちょうさま
こんにちは。
私はこの映画を観終わった時には消化不良で「所詮、実話の映画化だし…」という印象だったのですが、
あとからジワジワと色んな思いが込み上げてきた映画でした。
ラモンが乗った車を甥っ子が追いかけるシーンは切なかったです。
30. Posted by リカ    2005年08月16日 00:55
今頃ですが、私もこの映画みてきました。
本当に何が正しくて何が正しくないのかが、わからなくなりますね。

ラモンの母親については私は全く考えが及びませんでした。尊厳死を現実的に考え出したのは、私もおそらく母親が亡くなってからだろうと思いました。
私はこの映画に関してはまだ混乱しているようです。
31. Posted by 桂木ユミ    2005年08月16日 11:01
>リカさま
こんにちは。
私はこの映画を観てから4ヶ月たちましたが、まだ何が正しいのか分かりません。
きっと答えなんて、いつまで経っても出ない映画なんでしょうね。
32. Posted by kimion20002000    2005年10月16日 03:10
5 TBありがとう。

フリアは一緒に死のうと決意したことを、最後におもいとどまったのでしょうか?

たしか、印刷された本を届けにくるとき、実行しようというような約束をたような。

僕は、最後に、認知症が進行して、主人公の記憶がなくなってしまったから、行けなかった、と理解しました。

フリア役の女性、映画は初出演だそうですね。どこからこんな人探したの?と思うぐらい、深い情感のある演技でした。

この映画、家族以外の男たちは、あまりしゃべりません。フリアの旦那も静かな人ですね。認知症になる過程で、神経的に参っていくフリアを、優しく見守ったんでしょうね。
33. Posted by kimion20002000    2005年10月16日 03:12
ごめんなさい。
エラーで、何度も返ってきたので、送信がダブってしまたようです。
34. Posted by 桂木ユミ    2005年10月16日 11:11
>kimion20002000さま
こんにちは。
コメントのダブリは削除しておきました。

>僕は、最後に、認知症が進行して、主人公の記憶がなくなってしまったから、行けなかった、と理解しました。

そういう観方もありますね。初めて気づきました。私ももう1度観る機会があったら、その辺りをしっかりと見てみようと思います。
35. Posted by あっしゅ    2006年03月30日 21:07
こんばんは。TBありがとうございます。
今日この映画みましたよぉ。
健常者には決してわからない
気持ちが、この映画にはたくさん
詰まっていたと思います。
好きな人と一緒になるために死を
選んだ、本当にかわいそうでしたね。
フリアは最後2人で死んで、永遠に一緒になるつもりだったけど、彼の記憶がなくなり、来ることが出来なくなってしまう。どうしてココまで神様は意地悪をするんでしょう。
36. Posted by 桂木ユミ    2006年04月01日 17:47
>あっしゅさま
こんにちは。
私がこの映画を観たのは、もう1年も前の話になってしまいますが、1度観ただけなのに、今でも色んなシーンがはっきりとよみがえってきます。それだけ強烈な印象を受けたのでしょうね。生きることと死ぬことについて、色々考えさせられる映画でした。

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【満足度の基準】
注:映画の良し悪しではなく、
桂木ユミの満足度です。

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★★★★「いい」
★★★「まあまあ」
★★「金返せ」
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【2006年8月】
ラフ ROUGH★★★
ゆれる(2回目)★★★★★
美しい人★★★
僕の、世界の中心は、君だ。★★★
花田少年史★★★
佐賀のがばいばあちゃん★★★
ゆれる★★★★★
トランスアメリカ★★★★
ユナイテッド93★★★★
パイレーツ・オブ・カリビアン2★★
幸せのポートレート★★
時をかける少女★★★★★
ゲド戦記★★

【2006年7月】
ラブ☆コン★★
ハチミツとクローバー★★
日本沈没★★★
スーパーマン・リターンズ★★★
タイヨウのうた(2回目)★★★★
ブレイブ・ストーリー★★
やわらかい生活★★★
ステイ★★
カーズ(字幕版)★★★

【2006年6月】
着信アリ Final★★
ホワイト・プラネット★★
M:I:3★★★
DEATH NOTE(前編)★★★★
LIMIT OF LOVE 海猿★★★★
バルトの楽園★★★
インサイド・マン★★
オーメン★★★
トリック劇場版2★★★
初恋★★★
花よりもなほ★★★
ダ・ヴィンチ・コード★★
間宮兄弟★★★★
ポセイドン★★★
トランスポーター2★★★
デイジー★★★
GOAL!★★★★

【2006年5月】
タイヨウのうた★★★★
夢駆ける馬ドリーマー★★★
嫌われ松子の一生★★★★
かもめ食堂★★★★
ナイロビの蜂★★★★★
ピンクパンサー★★★★
Vフォー・ヴェンデッタ★★★★
チェケラッチョ!!★★★
グッドナイト&グッドラック★
ぼくを葬(おく)る★★★

【2006年4月】
陽気なギャングが地球を回す★★
明日の記憶★★★
ニュー・ワールド★★
ホテル・ルワンダ★★★★
ブロークバック・マウンテン★★★
ファイヤーウォール★★★

【2006年3月】
白バラの祈り★★★★
南極物語★★★
ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!★★★★
子ぎつねヘレン★★★
シリアナ
クラッシュ(2回目)★★★★★
イノセント・ボイス-12歳の戦場-
★★★★
ウォーク・ザ・ライン/君につづく道★★★

【2006年2月】
クラッシュ★★★★★
スパングリッシュ★★★★
カミュなんて知らない★★★★
ブラックキス★★
ミュンヘン★★
ジャーヘッド★★★★
ピーナッツ★★★★
天使★★★★
男たちの大和/YAMATO
★★★★
レジェンド・オブ・ゾロ★★★

【2006年1月】
オリバー・ツイスト★★★★
アメノナカノ青空★★★
博士の愛した数式★★★★
ロード・オブ・ウォー★★★
歓びを歌にのせて★★★
スタンドアップ★★★★★
プライドと偏見★★
キング・コング★★
THE 有頂天ホテル★★★★
SAYURI★★★
ディック&ジェーン 復讐は最高!★★★
チキン・リトル★★★


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(旧作もこの中にあります)
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